Oct 28, 2017

妊娠後期の腰痛への対処法

先日、

「もうすぐ出産!」

という患者さまのご自宅へ、

❝マタニティ整体❞
特別コースの施術に行ってまいりました。
(*前回の産後からの引き続きのレッスンです。)

 

お腹がかなり大きくなってくる妊娠後期。

靭帯のゆるみ
姿勢の変化
などに伴って、
「腰痛」が気になってくる患者さまも多いんですね~

 

こんにちは!

新宿院・出張訪問

がんばり屋の女性の不調・疲れ調整専門
ローズメール整体院の水口かおりです。

東京も寒くなってまいりました。
そんな中、
寒さにも負けず・・・

ローズメール整体院では、

「無事生まれました!」

「もうすぐ出産だ!」

「赤ちゃんができました☆」

という、
嬉しい♡温かいお声が続いております。


 

今日は、

【妊娠後期の腰痛】への対処法

についてです。

 

妊婦さんの姿勢を見てみると?

 

大きなお腹を支えるために、
腰が反っています。

 

そして実は!!

これけっこうポイントだと思うのですが…

 

この筋肉の反りとは逆に、
背骨の骨は後方に押されている状態💦
(お腹には赤ちゃんがいるので)

 

多くの整体院などでは、

妊娠中の「腰の反り」(筋肉について)

のみを問題!

と考えているようですが…

理学療法士の姿勢分析の観点からすると、

「腰椎(背骨)の後弯」(後ろに出てくる)

も問題!

であると認識していますよ。

 

 

 

最近は、

筋肉の反り

骨の曲がり(後弯)

の差が大きい人ほど、
より痛みが強くなる傾向があるかな~?

と考え、

そのアンバランスを改善していくことにも、
力を注いでいます。

 

 

妊婦さんでいえば、

やはり、
「もともとお腹の筋肉が使いにくい方」

の方が姿勢が悪くなりやすいです~

なので、
妊娠前からのケアも、
かなり大事になりますよ!

 

私の生徒さんは、

妊婦!
ということ以外に、
足を怪我して松葉づえ!
の状態へ。

そのため腰痛が悪化し、
「ちょっと外に出て歩いてたら泣きそうに痛くなりました~」
とかなりお辛い様子。

そういった、
突発的なケガなどにも、
理学療法士としての経験が長いので、
ばっちり対応しています♪

 

 

妊娠中の腰痛を放っておくと?

 

 

お医者さまの中には?

「妊娠中の腰痛?
仕方ないねー。
出産したら治るから、
がまんがまん!」

なんておっしゃる方もいるのですが・・・

 

ローズメール整体院では、

❝問題はそれだけじゃないのでは?❞

というお話をさせてもらっています(^^)

 

まずは、
さきほどもお話させていただいた、

❝腰椎の後弯❞

これ、
出産後も確実に、
身体にダメージを与えてきます!

ピンポイントで痛みが出ることもありますし、
股関節の動きに制限を与えて、
お尻の大きさが戻りにくい!

なんていう状態にも( ;∀;)

なので、
妊娠中にもできるだけメンテナンスを続けておくのが良いんですね~

次に、
❝お腹がやたら大きくなる❞

これは、
産後女性みなさんが嫌がる、

「腹直筋離開」をひどくしてしまったり、
皮膚が必要以上に伸びて「皮膚のダメージ」が大きくなったり…

という症状を生むので、
やはり避けたいところです。

 

出産後にも、
腰痛になりやすい身体でいると?

赤ちゃん抱っこなどで、
腰痛がだんだんひどくなる!

なんてこともあり得ます。

 

もともとお腹の力が弱い人は、
さらに
☆要注意☆
でーす。

(はい。私もその一人~)

何にしろ、
妊娠中の腰痛
は、
「仕方ない!」
のではなく、

「適切なケアを!」

が必要です。

 

 

妊娠中の腰痛への対処法

 

これをお話すると、
けっこうビックリされることもあるのですが…

かなり効果的ですし、
私もこれをやってなんとか妊娠中の腰痛を乗り切ったので(^^)

是非お伝えしたいです。

そうそう!
ローズメール整体院の患者さまたちにも、
「かなりいい!」
と好評ですよ♡

 

 

さてそれはどんなケア法かといえば?

【うつぶせ寝】

です。

 

普段腰が反っているので、
平らにしてあげよう!
(可能ならちょっと丸くしてあげよう!)

という考えです。

そうすると、
いつも緊張している筋肉が、
緩んでリラックスできるんですね~。

もちろん、
大きなお腹を潰す!

ということではありません。

最近では、
大きなお腹を守るための、
ブロック枕
などがあります▼

そういうのがなくても、
家にある
・布団・座布団・枕・クッション・タオルケット・抱き枕
などを利用して、
(ベッドなどの柔らかい上で)
うつぶせ寝をすることが、
けっこう簡単にできますよ~

 

ポイントは、
お腹を圧迫しないように!

です。

 

 

まとめ

妊娠中の腰痛は、
妊娠中だけでなく、
出産後の身体にも影響を与えます。

痛みが続くと、
赤ちゃんのお世話が大変になったり、
見た目にもお腹が出た状態が継続したりするので、
妊娠中のメンテナンスも大切☆

今日は、
ご自宅でもできるセルフケアとして、
【うつぶせ寝】
をご紹介しました。

あまり聞かないかもしれませんが、
効果はかなり高いので、
お試しくださいね!

 

「1人ではやり方がイマイチわからない!」

という場合は、
ローズメール整体院の、
<マタニティ整体>でご説明しています。

 

整体レッスンでは、
うつぶせ寝の指導だけでなく、
☆腰椎の動きの改善
☆骨盤の調整
☆腰部の筋膜調整
☆筋肉のストレッチ
なども実施して、
即座に痛みを取り除いています。

その状態を、
うつぶせ寝や、
その他ご指導させて頂くセルフケアによってキープしてただければ、
快適なマタニティライフになっていきますからね!

 

妊婦さんは、
自分の身体の変化をがんばって我慢する!
ばかりでは、
いけませんよ~

もっと積極的に、
「良くなるため」
の対処法を試してみましょう(^^)

 

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