Sep 26, 2017

妊娠8カ月 恥骨痛が辛いの原因とケアの方法

吉祥寺駅近の隠れ家サロン・出張訪問

がんばり屋の女性の不調・疲れ調整専門
ローズメール整体院の水口かおりです。

 

先日、
マタニティ整体ケアのレッスンを行った患者さま。

妊娠8カ月でお腹も大分目立つようになり、

『恥骨が痛いです~』

と。

 

お二人のお子さまの子育てをしながら、
けっこう遠方まで通勤して、
ほんとうに頑張り屋さんだな~

という方です。

 

その前に行った患者さまのマタニティレッスンでも、

同じように、

『恥骨が痛くて…』

というお声をいただきまして・・・

がんばり屋のママたちの痛み、
なんとかしてあげたいですよね!

妊娠も後期になり、
お腹が大きくなってくると、
なんらかの痛み、
特に骨盤周辺に痛みが生じる方は多いです。

 

ただでさえお腹が大きくなって、

からだは重く、

動作も鈍くなって、

息をするのも大変!

なんて時に、

“身体の中心部の痛み”

は、かなり辛いですよね。

どんな動きにも関係してきますし、
歩くのだって一苦労💦

となっちゃいます。

 

 

あなたは、
妊娠中、
身体のどこかに痛みを感じたことはありませんか?

 

私は、
骨盤の後ろ側、
「仙腸関節」
という部分に、
毎日ズギーンとした痛みがあって・・・

半ば泣きながら、
杖をついて出勤していた経験があるので、
この痛みの辛さ、
本当に良く分かります。

妊娠して、
自分でも自分の身体がどうなっているのか分からない?

そんなときの、
「恥骨痛」

とてもイヤですよね。

今日は是非、
この痛みの原因と、
ご自身でもできる解決法を知ってください♪

 

「恥骨痛」の原因

まずこれ!

1.筋力の弱さ(アンバランスさ)

妊娠してすぐに、
または妊娠の経過とともに骨盤周りに痛みが出る方は、
100%筋力が弱いです。

妊娠すると出てくるホルモンによって、
関節を強力に固定してる「靭帯」が緩みます。
そこで、
元々筋力が弱い人は、
「筋力」のみで関節をとめておくことができず、
骨盤の関節がずれたり、歪んだりしやすくなります。

それによって、
痛みが生じるってわけです。

 

そこでさらに!
左右で筋力の差がある人は、
筋肉の伸びにも差が出るので、
歪みも大きくなりやすく、
痛みが大きくなる可能性大☆

 

ちなみに、
痛みのある人をチェックしてみると、
恥骨位置が違う人がほとんどなんですよ~

 

先日の生徒さんも、
当然!左右の恥骨の位置がズレてました。

痛いわけですよね。

 

 

2.赤ちゃんの重さ

赤ちゃんがだんだん大きくなるにつれ、
痛みが強くなる!
という方が多いです。

赤ちゃんの頭が骨盤内にはまり、
さらに下がってくると、
痛みを生じるようになります。
(へそが下向きの妊婦さんは痛みを生じることが多いですね!)

 

これにも、やはり
1.筋力の弱さ
が関係しています。

2回目以降の出産で、

「骨盤底筋が弱ったまま!」

という状態だと、
赤ちゃんが大きくになるにつれ、
支えるのが大変・・・

結果、
赤ちゃんが下がりやすい状態となってしまうんですね~。

 

「恥骨痛」の理由 について

いろいろ挙げているサイトなどもありますが、

要するに基本の原因は、
上記2点となっています。

 

 

恥骨痛に対する解決法・セルフケア

ここまで読んでいただければ、
あなたもピン!
ときたのではないでしょうか?

 

そう。

 

「筋力はものすっごく大事♡」

です。

もしもあなたが、
“これから妊娠したい!”

もしくは、
“次の妊娠中は、
恥骨痛に悩まされたくない!”

という場合は、

☆骨盤底筋の筋力トレーニング

☆骨盤周りの筋肉の筋力トレーニング

☆股関節周りの筋肉の筋力トレーニング
(とくにインナーマッスル)

をやったほうが良いです。

 

ちなみに、
「35歳以上で出産しよう!」
という方は、
何であれやってくださいね(^^)

 

 

「今妊娠中なので、
ハードな筋トレはできないんじゃないですか?」

というあなたにも朗報です。

 

①骨盤底筋の筋力トレーニング

は妊娠中でも全く問題なく練習可能です!

但し、
妊娠中は寝て行うことをおススメ致します。

(ヨガのレッスンなどでは、
あぐらなどで行うこともあるかと思いますが、
それでは骨盤底筋全てをしっかり使うことができません…)

☆こちらの練習方法をご参照ください☆

↑お腹が大きくなってからは、
横向きで行ってもOKです。

 

②股関節のトレーニング

こちらも横向きで、
膝の間にクッションなどを挟んで行います。

・横向きで両膝を軽く曲げ、両脚の間にクッションなどを挟みます。

・脚全体でクッションを挟み力を入れます。(5秒間)

・次に力を抜いて、
上の脚はクッションから離しちょっと浮かすように、
下の脚は床を押していきます。(5秒間)

この動きを10セットくらい行います!

 

③股関節回し

恥骨についている筋肉の動きが、
左右アンバランスになると恥骨の位置がずれやすくなります。

ですから、
股関節を良く回して固い筋肉を作らないようにします。

・仰向けに寝る

・膝を軽く持つ(持てなくてもOK)

・膝を持ちながら大きく回す

簡単ですね!

 

それ以外にも、
レッスン中に行うと、
痛みが劇的に良くなる施術があるのですが、
これは、
かなり力加減や場所などが難しいので、
レッスンの際にお教えします♪

 

 

“妊娠中の恥骨痛!”

その時のケア方法も確かにありますが…
赤ちゃんが大きくなるにつれ、
痛みの方が大きくなってしまう場合もあります。

 

痛む前、

妊娠する前、

からのケアも大事ですよ☆

 

妊娠をお考えの方は、
自分のカラダをまずは大切にしましょう~

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