妊娠8カ月 恥骨痛が辛いの原因とケアの方法
吉祥寺駅近の隠れ家サロン・出張訪問
がんばり屋の女性の不調・疲れ調整専門
ローズメール整体院の水口かおりです。
先日、
マタニティ整体ケアのレッスンを行った患者さま。
妊娠8カ月でお腹も大分目立つようになり、
『恥骨が痛いです~』
と。
お二人のお子さまの子育てをしながら、
けっこう遠方まで通勤して、
ほんとうに頑張り屋さんだな~
という方です。
その前に行った患者さまのマタニティレッスンでも、
同じように、
『恥骨が痛くて…』
というお声をいただきまして・・・
がんばり屋のママたちの痛み、
なんとかしてあげたいですよね!
妊娠も後期になり、
お腹が大きくなってくると、
なんらかの痛み、
特に骨盤周辺に痛みが生じる方は多いです。
ただでさえお腹が大きくなって、
からだは重く、
動作も鈍くなって、
息をするのも大変!
なんて時に、
“身体の中心部の痛み”
は、かなり辛いですよね。
どんな動きにも関係してきますし、
歩くのだって一苦労💦
となっちゃいます。
あなたは、
妊娠中、
身体のどこかに痛みを感じたことはありませんか?
私は、
骨盤の後ろ側、
「仙腸関節」
という部分に、
毎日ズギーンとした痛みがあって・・・
半ば泣きながら、
杖をついて出勤していた経験があるので、
この痛みの辛さ、
本当に良く分かります。
妊娠して、
自分でも自分の身体がどうなっているのか分からない?
そんなときの、
「恥骨痛」
とてもイヤですよね。
今日は是非、
この痛みの原因と、
ご自身でもできる解決法を知ってください♪
「恥骨痛」の原因
まずこれ!
1.筋力の弱さ(アンバランスさ)
妊娠してすぐに、
または妊娠の経過とともに骨盤周りに痛みが出る方は、
100%筋力が弱いです。
妊娠すると出てくるホルモンによって、
関節を強力に固定してる「靭帯」が緩みます。
そこで、
元々筋力が弱い人は、
「筋力」のみで関節をとめておくことができず、
骨盤の関節がずれたり、歪んだりしやすくなります。
それによって、
痛みが生じるってわけです。
そこでさらに!
左右で筋力の差がある人は、
筋肉の伸びにも差が出るので、
歪みも大きくなりやすく、
痛みが大きくなる可能性大☆
ちなみに、
痛みのある人をチェックしてみると、
恥骨位置が違う人がほとんどなんですよ~
先日の生徒さんも、
当然!左右の恥骨の位置がズレてました。
痛いわけですよね。
2.赤ちゃんの重さ
赤ちゃんがだんだん大きくなるにつれ、
痛みが強くなる!
という方が多いです。
赤ちゃんの頭が骨盤内にはまり、
さらに下がってくると、
痛みを生じるようになります。
(へそが下向きの妊婦さんは痛みを生じることが多いですね!)
これにも、やはり
1.筋力の弱さ
が関係しています。
2回目以降の出産で、
「骨盤底筋が弱ったまま!」
という状態だと、
赤ちゃんが大きくになるにつれ、
支えるのが大変・・・
結果、
赤ちゃんが下がりやすい状態となってしまうんですね~。
「恥骨痛」の理由 について
いろいろ挙げているサイトなどもありますが、
要するに基本の原因は、
上記2点となっています。
恥骨痛に対する解決法・セルフケア
ここまで読んでいただければ、
あなたもピン!
ときたのではないでしょうか?
そう。
「筋力はものすっごく大事♡」
です。
もしもあなたが、
“これから妊娠したい!”
もしくは、
“次の妊娠中は、
恥骨痛に悩まされたくない!”
という場合は、
☆骨盤底筋の筋力トレーニング
☆骨盤周りの筋肉の筋力トレーニング
☆股関節周りの筋肉の筋力トレーニング
(とくにインナーマッスル)
をやったほうが良いです。
ちなみに、
「35歳以上で出産しよう!」
という方は、
何であれやってくださいね(^^)
「今妊娠中なので、
ハードな筋トレはできないんじゃないですか?」
というあなたにも朗報です。
①骨盤底筋の筋力トレーニング
は妊娠中でも全く問題なく練習可能です!
但し、
妊娠中は寝て行うことをおススメ致します。
(ヨガのレッスンなどでは、
あぐらなどで行うこともあるかと思いますが、
それでは骨盤底筋全てをしっかり使うことができません…)
↑お腹が大きくなってからは、
横向きで行ってもOKです。
②股関節のトレーニング
こちらも横向きで、
膝の間にクッションなどを挟んで行います。
・横向きで両膝を軽く曲げ、両脚の間にクッションなどを挟みます。
・脚全体でクッションを挟み力を入れます。(5秒間)
・次に力を抜いて、
上の脚はクッションから離しちょっと浮かすように、
下の脚は床を押していきます。(5秒間)
この動きを10セットくらい行います!
③股関節回し
恥骨についている筋肉の動きが、
左右アンバランスになると恥骨の位置がずれやすくなります。
ですから、
股関節を良く回して固い筋肉を作らないようにします。
・仰向けに寝る
・膝を軽く持つ(持てなくてもOK)
・膝を持ちながら大きく回す
簡単ですね!
それ以外にも、
レッスン中に行うと、
痛みが劇的に良くなる施術があるのですが、
これは、
かなり力加減や場所などが難しいので、
レッスンの際にお教えします♪
“妊娠中の恥骨痛!”
その時のケア方法も確かにありますが…
赤ちゃんが大きくなるにつれ、
痛みの方が大きくなってしまう場合もあります。
痛む前、
妊娠する前、
からのケアも大事ですよ☆
妊娠をお考えの方は、
自分のカラダをまずは大切にしましょう~