Nov 2, 2017

妊娠中は便秘になりやすいの?薬に頼らない妊婦の便秘対処法とは?

妊娠中に便秘に悩まされる人って、
けっこういらっしゃいますよね。

 

【マタニティ整体】レッスン中のYさまも、

「便秘が悩みのタネです~。」

とおっしゃられ、
妊娠の週数に合わせた、
さまざまなご指導を継続しております。

 

こんにちは!

吉祥寺駅近の隠れ家サロン・出張訪問

がんばり屋の女性の不調・疲れ調整専門
ローズメール整体院の水口かおりです。


ただでさえ、
女性は「便秘」になりやすい!
と言われているのに、

妊娠すると、
さらにひどくなる便秘…。

ツワリとともに便秘になると、
気持ち悪さもMAXで、
ホント辛いですよね~。

 

妊娠中の便秘 主な原因とは?

妊娠中の便秘の原因については、
大きく分けて5つほどありますが、
ご存知ですか?

まずは、
こちらを知っていただき、
対策を考えていきましょう!

①女性ホルモンの変化
妊娠中は、
プロゲステロンという女性ホルモンの量が増加し、
消化器系にある内面の筋肉の動きが緩み、
ぜん動運動が減少します。
これにより、
食物はゆっくりと移動すことになるので、
栄養をしっかり吸収できる身体になります。
(赤ちゃんにとっては良いコトですが・・・)

反面、
腸が膨張し、緊張した動きとなるため、
便秘になりやすくなってしまいす。

加えて、
便の水分が減って硬くなり
排便しにくくなる。

②つわりによる食生活の変化
妊娠初期の「つわり」は辛いですよね。
・食べられるものをなんとか!
・ごく少量のみ
・水分でも気持ち悪い
などの状態が続くことで、
排便を促す食物繊維や水分が不足がちになるため、
便秘を引き起こしやすくなります。

③子宮の大きさ
妊娠して子宮が大きくなると、
子宮が腸を圧迫して、
腸のぜん動運動が低下します。
子宮が大きくなるほど、
症状が酷くなる場合も多く、
妊娠後期にも便秘は多く生じています。

 

④運動不足
妊娠中はどうしても運動不足になりがちです。
安定期に入るまでは、
身体を大事にしますし、
お腹が大きくなれば、
そんなに活動的にはなれません。
運動不足→筋肉の動きが減る→腸の動きを補助する
状態が減るため、
便秘になりやすくなります。

⑤ストレス・疲れ
現代は、
妊娠しながらお仕事を継続する女性が多くいらっしゃいます。
仕事の負荷や、体調の変化により、
実は、
さまざま心身ストレスを受けるのが、
マタニティ期です。
ストレスや疲れにより自律神経バランスが乱れ
内臓=「腸」などの働きが悪化し、
便秘になりやすい状態を作っています。

 

このような原因によって起こるとされている、
「妊娠中の便秘」

では一体、
どのような対処法が有効でしょうか?

 

 

私自身はといえば?

妊娠中の便秘はもちろん経験済み。

特に、
2人目のときに酷かったんですよね~。

よくよく考えてみると、
・運動不足
・食生活の乱れ
・ストレス
が相当ひどかった💦

当時はお医者さんに、
<便を柔らかくする薬>
を処方してもらってましたよ。

 

「妊婦さんにはよくあること!
誰でもなるから、仕方ないね~」

と言われても、
便秘になると苦しいですし・・・

老廃物が溜まっているのは、
お腹の赤ちゃんにとっても、
良くなさそうだし…

自律神経だって、
ますます乱れて眠れなくなったり、
疲れがとれにくくなったり。

さらに、
固い便になることで、
「痔」になってしまう方もけっこういます。

かといって、
❝薬の使い過ぎもイヤ!❞

ですし・・・
できれば自然な排泄があれば嬉しいですよね☆

 

 

妊娠中の「便秘」への対処法

妊娠中の便秘への対処としては、
さきほどお話したように、
産婦人科の先生が出してくれる薬を使う!

という手もあります。

が、

実際のところ、
「あまり飲みたくないな~」

というのが、
妊婦さんの正直な気持ちではないでしょうか?

 

*ちなみに、もし薬を飲むとしたら、
必ず産婦人科のドクターに処方してもらってくださいね!

 

今回は、
❝薬に頼らず便秘を解消するための対処法❞
について、
お客様にご指導している内容の中から、
大きく3つを抜粋してお伝えいたしますね^^)

 

今回は主にお食事に対するアドバイスです!

1⃣水分をしっかり摂る!
原因①でもお話したように、
妊娠中は水分をため込みやすい身体になり、
便は硬くなりがちです。
「いつも∔α」
で水分を摂取しましょう~!

温かい飲み物の方が、
内臓の働きを助けてくれます。
ノンカフェインのホットドリンク
(ショウガ湯、白湯、ほうじ茶、黒豆茶など)
を補給してください!

 

2⃣食生活の工夫
いつもの食事に一工夫☆

・白米には雑穀や玄米を加える
:水溶性食物繊維を摂取

・ドレッシングにはオリーブオイルを!
(エキストラバージンオイルを生で頂くのがポイント)
:便を柔らかくする

・料理で使う砂糖はオリゴ糖へ
(パウダータイプの難消化性オリゴ糖が良い)
:腸内環境の改善、善玉菌のエサに!

 

3⃣腸の動きを促す簡単運動
・床に膝を立てて仰向けで寝転がります
・膝を左右にゆっくり倒し、お腹を中心に身体を捻じります。
(痛みの出ない範囲でOK)

 

妊婦さんは、
案外水分を摂っていなかったり、
お腹周りの運動もしていない!

という場合があります。

継続することで、
排出しやすいカラダになることができますからね。

 

 

マッサージはご注意を!

ちなみに、
便秘解消のためのマッサージテクニックは、
妊娠中には安全とは言えず、

また、
有効性を認められている研究報告もほとんどない状態です。

安易な「マッサージなどの施術」には、
注意が必要です。

代わりのものとして、
足のゾーンセラピー
(リフレクソロジーなど)
については、
明確な研究報告はないものの、
セラピスト報告では、
「良い結果」を得ているという報告があるようです。

セルフケアとして、
足裏のツボ押しなどは、
良い効果が期待できそうです!

 

 

まとめ

妊娠中の便秘には、
多くの妊婦さんが悩まされています。

今回は、
「妊婦の薬に頼らない便秘解消法」
ということで、
お食事や運動について、
効果が出ているものをお伝えしました。

 

その他、
ローズメール整体院では、
【マタニティ整体ケア】中に
便秘のある患者さまには、

・自律神経を整えるアプローチ
・骨盤の調整
・内臓=「腸」に対応する筋肉の刺激
・週数に合わせた質の良い運動選択
・ストレス解放のためのおしゃべり
・栄養指導

などを中心にご指導し、
便秘を少しでも改善していけるように導いています☆

レッスン&セルフケアでがあれば、
妊娠中のつらい「便秘」も、
ばっちり乗り越えられますよ~♪

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