妊娠中の腰痛! 痛む腰の理由を知って快適マタニティ生活!
こんにちは!
新宿・吉祥寺・出張訪問のローズメール整体院
水口かおりです。
「妊娠しました!」
「赤ちゃんができて嬉しい♡」
毎日ルンルン♪
のはずが・・・
「いきなり腰が痛~い」
「身体のだるさだけじゃなく痛みまでー」
などのように、
思わぬ痛みが辛いってことはありませんか?
妊娠した!
とは言っても、
これまでの生活をがらりと変えて、
ゴロンと寝てばかり!
なんて生活はできません。
買い物にだって行くし、
仕事だってできるだけ続けたい!
だとしたら、
痛みなく生活できたほうが嬉しいですよね。
今回ご紹介する「妊娠中の腰痛の原因」を知っておくと、
妊娠中に起こる腰痛を予防することもできますし、
すでに起こってしまった「腰痛」への対処もしやすくなります。
ローズメール整体院にご相談くださった妊婦さんの90%以上の方が、
これからお伝えする内容を知っていただくことで、
*痛みがほぼ改善した
*楽に動けるようになった
とおっしゃってくださり、
マタニティ生活を快適に送れるようになっています。
是非お読みになって、
できる部分は実際に試してみてくださいね!
では、まずはこちらから。
妊娠で身体はどう変わるの?
妊娠による身体の変化!
“腰痛”に関わるものとして、
①妊娠維持や出産のためホルモン分泌量が変化する
②お腹が大きくなり重心位置・姿勢が変化する
ということを知っていると、
腰痛を予防する助けになりますよ♪
それぞれご説明します!
▼▽▼
①妊娠維持や出産のためホルモン分泌量が変化する
妊娠すると分泌が活発になるホルモンがあります。
それが、卵巣や胎盤などから分泌されるホルモン「リラキシン」です。
リラキシンは、
「出産」に向け骨盤を開きやすくするため、
骨盤の周囲にある靭帯を緩めていきます。
・靭帯が緩んで骨盤がいつもよりも開く
・関節自体の負担がアップ
・骨、関節を支えている筋肉の負担もアップ
・骨盤中心にバランスがとりにくくなって腰回りの筋肉の負担がさらにアップ
妊娠初期にも腰痛が生じるのは、
この「リラキシン」の分泌量が増えるからなんですね。
とはいえ、
分娩・出産の際には「リラキシン」によって骨盤が緩んでいなければ、
今よりももっともっと痛み倍増!
赤ちゃんも出にくくなってしまうでしょうし…
というか、
生めない、または骨折者続出!となりかねないのですから、
必要なホルモンなんですよね♡
②お腹が大きくなり重心位置・姿勢が変化する
妊娠すればお腹が大きくなりますよね。
しかも前に出っ張って!
誰でもそうですが、
お腹が前に出て重くなれば、
バランスを取るために、
腰を反って後ろに重心を戻そうとします。
(そうしなければ、
前に倒れちゃいますから💦)
そうなると、
腰の筋肉に常に負担がかかって、
疲労、痛みが出てくる!
となる訳です。
さて、
ここまで読んでいただくことで、
妊娠中に腰が痛くなる理由☆
はご理解いただけたと思います。
どちらにせよ、
「妊娠したら、ある程度は仕方ないんじゃない?」
なんて気もしますよね。
そうそう!
お医者さまによっては、
「妊娠してるから仕方ないですね!」
とか
「腰痛は出産したら直りますよ!」
なんておっしゃる先生もいらっしゃるようですから、
一般の方がそう思うのも仕方ないですよー。
でも、
違うんですよ~
だって、
妊娠中の腰痛!
100人いたら100人がなる訳じゃないですよね?
ならない人もいるんですよ~
もちろん、
私が出会ってきた妊婦さんの中でも、
「腰痛なんて全然ありません!」
って方もいらっしゃいました。
「なぜ腰痛が起きないのか?」
そのポイントを知っておくことで、
妊娠中の腰痛予防、
悪化防止!
もできちゃいまーす。
話はとっても簡単☆
次の章でご説明していきます。
妊婦だけど腰痛にならない人の特徴
先ほどからお話しているように、
妊婦さんの腰痛は、
*ホルモンの分泌で靭帯が緩み筋肉の負担が増えること
*お腹が大きくなるという姿勢の変化
によって生じます。
痛みのメインは、
“筋筋膜性”と言われるもので、
【筋肉の負担が増える】=【筋肉の血行不良など】
ことによって発生しています。
つ・ま・り
元々筋肉が少なかったり、
筋力が弱かったり、
姿勢を保持する筋肉がしっかりしていなかったりすると、
負担が大きくなって、
痛みが生じやすくなっちゃいます。
患者さまでも、
若くて、運動をよくしていて、筋肉がしっかりついている人は、
ほとんど「腰痛」になっていません~
正直、
私は筋肉もなく、
年をとってからの妊娠だったので、
もろに「腰痛」に悩まされました💦
そんな私の出した結果☆
「筋肉」は大事!
(あっ、当たり前すぎ?)
妊娠中に腰痛にならない人は、
「筋肉」があって、かつ、しなやかである!
という特徴がありますよ。
靭帯が緩んでも、
その負担を引き受けてくれる筋肉があれば、
お腹が大きくなっても、
その重さに負けずに姿勢を保つ筋肉があれば、
「腰痛」にはなりにくいですし、
しなやかで、血流が滞っていなければ、さらに心配ないです。
なので、
妊娠中に腰痛になりたくない人は、
妊娠前から「筋肉」をしっかりつけておくこと!
柔軟に保ってあげること!
が大事です。
「すでに妊娠してまーす!」
という方は、
妊婦さん特有の姿勢(お腹を突き出して歩く)にならないよう、
お腹を背骨に近づける意識を持って生活するだけでも違いますよ!
さらに、
「すでに腰痛でーす!」
という方は、
姿勢を直しつつ、
筋肉を動かして血流を改善させる!
⇨ご自身でできるものとしては「ストレッチ」など
というダブルのケアをしてあげるのがいいですよ(^^)
ちょっと変化球で、
「骨盤の歪み」
によって腰痛が生じる方もいます。
骨盤の捻じれが左右で異なり、
それがひどくなってくると、
骨盤の関節各部に痛みが発生↑
そこから「腰痛」にまで!!
ということもあるので、
大きな筋肉だけじゃなく、
細かい・深い部分の調整が必要になることもあります!
妊娠中の腰痛対策
それでは、
妊娠中の腰痛に対してはどのような対策をとれば良いでしょうか?
基本は、
・筋肉がしっかりある
・筋肉を良く動かす
というのがポイントとなります!
私の考えた、
日常でできる10か条がこちらです▼
✿――――――――――――✿
①身体を冷やさない
②十分な休息をとる
③下半身をよく動かすような適度な運動を行う
④お風呂後はストレッチする(とくに股関節周り)
⑤お風呂は浴槽に入る
⑥不良姿勢に注意する
⑦重い物は持たない
⑧デスクワークの人はちょいちょい動く
⑨バックはリュックメインで!
⑩ダラダラ歩かない
✿――――――――――――✿
まぁ、けっこう簡単ね!
とお思いですね(^^)
そうなんです~。
案外簡単!
でも、妊娠している時は大変になる事もあります。
できる事からやっていきましょう☆
上記以外として、
<痛くて起きれない、歩けない!>
といった症状がある方は、
“骨盤ベルト”を装着することが必要になる場合もあります。
ただ、
コルセットつけると、
腰痛にならないために!
の正反対をいくことになります。
コルセットを装着し続けると、
・筋肉は落ちる
・関節の動きが悪くなる
のダブルが起こりえます。
なので、
今の痛みは回避できても、
後々必ず筋肉を回復させるリハビリケアが必要になりますよ。
なので、
それほど痛くもないのに装着!
24時間装着!
というのは考え物です。
いずれにしても、そのあたりは、
専門家にしっかり判断してもらいましょう(^^)
また、
注意点として必ず知っておいてほしいことは、
“妊娠中の腰痛に湿布はOKか?”
ということ!
これ、
意外に知らない方もいますし、
産科以外のドクターは、
それほど気にしない場合もあります。
なので、
自分自身で注意しなければなりません。
・
・
・
妊娠中は湿布は禁!
となります。
(病院などでの、電気で温める治療も基本は禁です。
たまに知らない先生もいるのでこちらもご注意を!)
整形外科でもらった湿布でも、
産婦人科のドクターには叱られる!
っていう場合がありますよ。
時期によっては、
どんなものでも「×」ということもありますから、
自己判断は禁物です。
ドクターへの相談は必須になりますからね(^^)
覚えておいてください。
まずは、10か条!
自分で簡単にできることはありますから、そちらから試してみましょう。
まとめ
【妊娠中の腰痛の理由】は、
・リラキシンホルモンの分泌
・姿勢の変化
によるもので、
主に筋肉への負担がアップするために生じます。
筋肉の血流を良くしたり、
筋肉をよく動かして伸び縮みさせることで、
痛みを予防したり改善することができます。
対策はまずは10か条!
他にもいろいろあるので、
気になるかたはご相談くださいませ。
自分ではなかなか動かしにくい部分や、
姿勢や骨盤を含めた調整が必要になりそうな方は、
ローズメール整体院にご相談くださいね♪
妊娠中の腰痛を軽減するために、
各種の施術や、
姿勢・動作の指導を行っていますよ。