生理痛への対処法はいつまでも“お薬だけ”で大丈夫?
こんにちは!
新宿・吉祥寺・出張訪問の整体院
ローズメール整体院の水口かおりです。
毎月の生理が来るたびに、
「痛いな~」
で薬に頼っている!
でも実は、
「このまま薬を飲み続けているだけでいいのかな?」
「痛みの原因ってなんなんだろう?」
が気になっている!
なんてことはありませんか?
現代女性は、
一生で400回以上、
日数合計は、
年数に換算すると“約10年ほど!”の期間を「生理」とともに歩んでいます。
思いのほか長いお付き合い♪
(生理不順であまりこないからラッキー!なんて言わないでくださいね(>_<))
そんな女性ならではの期間を、
痛みなく、
薬に頼ることもなく、
快適に過ごせるのって、
女性にとっては嬉しいことなんじゃないかなー
と思ってます。
ローズメール整体院では、
コアシェイプメソッドを使った施術を行っていますが…
腰痛やその他、
身体へのトータルな対応を行っている中で、
「生理痛が良くなってきました!」
「生理不順も整ってきました♪」
という嬉しいお声を頂いていますよ。
生理痛に対して、
ただ“薬を飲む”といった対応だけでなく、
全身を診て、
身体を芯から整えることによって、
身体そのものを良い状態に導いてあげる!
それによって、
生理中に薬を飲まないでいられる身体に自然となっていくのって良いな!
と、常々考えています。
痛みがあるのは、
身体からのなんらかのサインですから、
薬を飲んでただ痛みを麻痺させる!
といった対応続けるのでは、
身体も可哀想・・・
【*生理痛はあるのが当たり前!と思っていらっしゃる方は、こちらもご覧ください*】
そこで今回は、
生理痛に対して
<お薬以外でどのような対処法があるのか?>
についてお伝えしていきます♡
生理の際に薬を飲んでいる人はどのくらいいるの?
ローズメール整体院の患者さまの中にも、
“生理の時には薬が欠かせません”
“1,2日目には薬を飲んでいます!”
とおっしゃる方がいらっしゃいます。
病院勤務時代は、
同じリハビリスタッフや看護師で、
生理中に鎮痛剤を飲んでいる人があまりに多くいるのに、
ビックリしていました。
(飲んでいない人がいないくらいのレベル☆)
ある意味、
薬が手に入れやすい職場、
ということで、
一般の方よりも安易に薬に走っていたのかもしれませんね💦
では、
実際にはどのくらいの女性が、
生理中にお薬を使用しているのでしょうか?
生理痛の程度は、
かなりひどい、ひどい、
から、
我慢できる程度の痛み、
までさまざまですが、
女性全体の約80%がなんらかの痛みを感じている!
という結果が出ています。
ひどい痛みの人は病院での処方、
ある程度の痛みの方は市販薬を使って、
と違いがありますが、
薬を服用した経験のある人は、
50%を超えています。
データ:(財)女性労働協会による「働く女性の健康に関する実態調査」より
実際には、
このようなデータに載らない方もかなりいらっしゃることが予想されますので、
さらに多くの方が生理痛に悩み、薬を服用されていると考えられます。
以前の記事でもお伝えしましたが、
生理痛はあるのが当たり前!?
ではありません。
ですから、
“痛いからといって、自分勝手に痛み止めを使ってごまかしている!”
そんな状態は、
おかしい!!
と思ってくださいね。
痛みがひどい方は、
1度は病院で、
ー器質的な問題ー
いわゆる病気が隠れていないかどうかのチェックを行いましょう!
ここから先は、
原因となる病気がないのに、
「痛く」て薬を使っている方について考えていきます。
「病気がないから、別にいいんじゃーん?」
なんてことはありませんよ。
☆生理痛が起きる原因
☆薬以外の対処法
を知っていただくことで、
ご自身の身体の状態を知り、
適切なケアを行うことで、
少しずつでも身体が良い方向にいくことを願っています☆
生理痛が起きる原因・メカニズム
①プロスタグランジンの分泌量が多い
(*プロスタグランジン→
生理中に子宮を収縮させ、子宮内膜を血液とともに「経血」として体の外に押し出す働きをするホルモンのこと)
妊娠しなかった場合、
不要な内膜を排出させる(生理)ために、
プロスタグランジンが分泌されます。
適量ならOKなのですが、
・子宮を収縮させようとしても硬い!
・冷えやムクミがある
・ストレスを抱えている
といった状態により、
プロスタグランジンの分泌量が増え痛みを感じます。
②子宮が硬い・癒着がある
プロスタグランジンは子宮を収縮させ、
不要となった内膜を排出させますが、
子宮自体が硬かったり、
他の組織との癒着があって動きが悪い状態だと、
子宮の収縮が困難となり、
内膜を排出させるためにたくさんのプロスタグランジンが分泌!
過剰なプロスタグランジンにより痛みが増します💦
③子宮の発達が未熟
初潮を迎えてから数年、
若い女性や出産経験のない女性に多い原因です。
子宮が未成熟なため、子宮口が狭く硬い状態になっていて、
子宮外に内膜&血液をスムーズに押し出すことができません。
そのため、より強く子宮を収縮させ(プロスタグランジン↑)、
血液等を押し出そうとするので痛みが起こります。
子宮が成熟すれば自然と治まります。
また、
出産を経験することで改善することもあります。
④冷えによる血行不良
体が冷えると血液の循環が悪くなり、
子宮が冷えて機能低下をおこし、動きも悪くなります。
(動き悪くなるとプロスタグランジンが増え痛み↑)
また、
痛みの元となるプロスタグランジンが骨盤内で滞るため痛みが強くなります。
⑤精神的ストレス
生活環境の変化、仕事・対人関係のストレスなど、
現代女性もまたストレスを抱えることが増えています。
精神的なストレスが高まることで、
ホルモンや自律神経バランスを崩しやすくなり、
血行不良などから痛みを強く感じることもあります。
⑥身体を冷やす食べ物・飲みもの
身体を冷やす食べ物・飲み物は生理痛を悪化させます。
夏野菜、生のサラダは生理時期にはおススメできません。
また、
緑茶やコーヒー、牛乳なども、
身体を冷やす作用があるので、
生理中はできるだけ避ける方が良いですね!
⑦自律神経バランスが悪い
心身にストレスがかかる状況や生活習慣の乱れが続くと、
ホルモンや自律神経のバランスが崩れ、生理痛が強くなります。
立ち仕事を長時間続ける、
過度の飲酒、喫煙、暴飲暴食、睡眠不足、油やカフェインの摂りすぎ等は、
自律神経バランスを乱す原因になるので注意が必要ですね!
⑧脊椎(背骨)や骨盤の動きが悪い
日々の生活習慣などで、
骨盤や背骨に歪みが生じ、
そのまま動きが悪くなってしまうと、
骨盤内の血行が不良化!
冷えて生理痛が起きやすくなると言われています。
以上
これらの中で、
気になる部分や、
「あっ!これ私に当てはまるかも~」
という部分はありましたか?
生活習慣の部分は、
自身で変えていくことで、
身体も必ず変わっていきますよ(^^)
たったこれだけのことで?
と簡単なことが並んでいたかもしれませんが、
日々の生活習慣というのは、
身体に最も影響を与えています。
ちょっとした変化させることで、
お薬を使わなくなり、痛みもない!
となれば経済的にも精神的にもルンルンですよね♪
生理痛! 薬以外の対処法
<血行促進>
やっぱりコレですね!
血行不良で身体が冷えると、
プロスタグランジンが増量↑
痛みが悪化しちゃいます。
ということで、
日々の身体の冷えを予防しましょう(^^)
暑い日のクーラーは、逆にご注意☆
体を締め付ける服は毎日は避けましょう。
お風呂はシャワーで済ませるのではなく、
湯船で半身浴をしましょう!
ウォーキングやストレッチなど軽い運動をしたりするのもおすすめ。
<食べ物・飲み物>
生理痛を和らげるには、
身体を冷やす食べ物を避けるのも大事!
(特に生理中はご注意☆)
身体を温める食べ物・飲み物は積極的に摂りましょう!
▼▽▼ ▽▼▽
● 発酵食品:味噌、醤油、納豆など
● 根菜類:人参、大根、蓮根など
● 体を温める:生姜、玉葱、ニンニクなど
● 食物繊維:サツマイモ、コンニャク、寒天、ワカメ、キノコ類、切干大根など
● 麦茶、紅茶、ハーブティー(ローズヒップ、カモミール、ペパーミント等)
● 鉄分をしっかり摂る
お酒を摂る場合も、
温かい地域で作られるものは×
焼酎は×
日本酒の方がいいです。
白ワインよりは、赤ワイン!
ビールは当然冷えますよ🍺
<柔らかい子宮づくり>
子宮自体が硬くなっている?
他の組織と癒着している?
しっかりチェックして機能低下を改善させます。
温めたり、
内臓調整を行って、
柔らかく動く子宮に整えます。
<自律神経を整える>
そのためには、
心身のストレスをためすぎないのがポイントです!
●十分な睡眠
●適度な運動
●ストレス発散法の獲得
●バランスの取れた食事
●お部屋をキレイにする☆
生活習慣を整えることは、
心身のストレスをためない秘訣です!
自分なりのリラックスタイムを積極的に作りましょう~
半身浴、アロマ、おしゃべり、DVD鑑賞、ストレッチなど!
忙しさに「自分の好き♡」を忘れてしまっているかもしれない💦
でも、
今からでも遅くないですよ~
ストレス解消法を見つけましょう。
<骨盤・脊柱の動きを良くする>
まずは日常の生活習慣改善が大切♡
足を組んで座る、横座りをする、
などは、モデルさんや歪みたくない女性はやりません!
片方の肩にバッグをかける、
いつも同じ向きで寝る、
頬杖をつく、
パンプスばかりはくなど、
体のバランスを崩すことはできるだけ避けるようにします。
そんな日常生活で起こり得る歪みは、
いわゆる骨盤の歪みをとるエクササイズやストレッチを取り入れ、
毎日解消するのがベストです!
まとめ
生理痛の対処法は?
薬だけではダメなのです~
生理痛があるのは、
当たり前ではないんですね!
まずは、
「私の生理痛の原因は何か?」
をチェック。
そして、
身体や子宮に負担をかけている部分があれば、
日常生活・習慣をちょっと見直し、
生理痛を改善していく道を選びましょう~!
もしも!
痛みがあまりに強い、
生活が困難なほど!
という場合は、
無理せず1度は病院を受診してくださいね(^^)
ローズメール整体院の、
【内臓美ボディ整体】では、
生理痛改善のための内臓ケアや女性ホルモンの調整、
食事や日常生活の指導までを行っていますよ。
1人ではなかなか取り組めない、
“生活全体の変化”
をサポートし、
薬に頼らない根本的な身体の改善を目指しています。
「その場で直ぐ!」
は難しいのですが、
およそ5回のレッスンで、
変化を感じて下さる方が多いです。
気になる方は、
【内臓美ボディ整体】
をチェックしてみてください。